ボーイ・ソプラノ
あらすじ
主人公ステットは攻撃的で問題児。しかし美しい歌声の才能を持っている そんな彼が国立少年合唱団に入学し成長していく話。
この映画想像以上に泣けるし感動した。
最初のステットは才能はあるものの尖っていて真剣さがなかったが 他の生徒が合唱している姿を見るにつれて 自分も歌いたいと思い 楽譜の読み方から友達に教わり どんどん成長していく
ステットの母は酒に溺れてて そんな母がある日交通事故で亡くなってしまうんだけど それをきっかけに初めて父と対面するんだよ…でも隠し子だから引き取らないと…それでステットは寄宿舎に入ることに
クラスメイトからのいじめ ハイレベルな授業 ステットはどんどんストレスを溜めていくけど 合唱団の練習をみて 刺激を受け どんどん成長していく
音楽教師のウーリーはステットの才能に気づき 指揮者のカーヴェル先生に「ステットがいればNY公演も夢じゃない!」と言うも カーヴェル先生は「彼には礼儀と真剣さがない」と言い続けてた しかし ウーリーの粘り強さに負けツアー隊を決める正式なオーディションにステットが受けさせてもらえるように!
このオーディションを受けることになり クリスマス時期でみんなが帰宅する中 帰る家がないステットは寄宿舎に寝泊まりし ずっとオーディションの練習をしたんだよ…
そしてオーディション当日 自分の成果を思うようにだせず納得のいかなかったステットは窓ガラスを割ったり同室の子のステレオを壊したりしちゃうんだ……
そんなある日カーヴェル先生に呼び出され「お前には真剣さがない!この学校のことも私のこともなめてる!やめてしまえ!」と言われるとステットは「やめない!」と力強く答え 部屋に戻るとツアー隊の制服が用意されてたんだよ…ワォ、素敵なサプライズかよ…ということでツアー隊に入れたんですね!
そしてツアーをしていく毎に経験を積み成長していくステット
ある日 リードヴォーカルのデヴォンが風邪をひいてて公演にでれなくなってしまう
代わりにステットがリードヴォーカルを務めることに…本番になり 楽譜を開く……とそこに楽譜がない!!!焦るステット!実はデヴォンが楽譜を抜き取っていたんですね…カーヴェル先生は客席からステットに「落ち着け落ち着け」と伝える…最初は音を外しまくってしまうが 落ち着きを取り戻し音楽に集中しステットは見事な歌声で会場を魅了させます!!凄いぞステット!
そして数日後 なんと夢のNY公演が決定!!
しかし 先日の公演に来ていたステットの父が ステットをスイス学校に勝手に入学させようとしてしまう…カーヴェル先生が「ステット残れ、君のためにここに残れ」と言いステットは残れることに
NY公演は高音ハイDがだせればリードヴォーカルになれるということでオーディション開催 もちろんエリートデヴォンは合格 ステットもだせるようになった!
とそんな時 ステットを恨んでいるデヴォンがやってくれます……デヴォンはステットの情報を盗みステットの母の前歴を学校にばら撒くのです…怒ったステットはデヴォンを殴ってしまう…
カーヴェル先生はステットを叱り「私は昔音楽学校に通い教師に才能がないと言われ退学にされた 私は才能がなかったんだ お前も長くないぞ」と言いステットは「あなたもね」と返すんだよ…
懲罰委員会でステットは謝罪と退学したくないと言う
カーヴェル先生は「ステットを退学にさせるならデヴォンも退学にさせるべき。そしてこんな風に二人をさせてしまった私にも責任があるから今日で辞職する」と言いだしその場にいた教師みんな唖然
校長は「NY公演でみんなを泣かせて ステンドグラスを割ってみせて 天使が舞い降りるのを見せなさい」とステットを学校に残らせます。
そしてステットは見事にリードヴォーカルに選ばれNY公演で素晴らしい歌声を披露し観客を沸かせます。
ある日 ステットが発生練習をしていると思うように声がでない……デヴォンが「おめでとう 声変わりだよ」と嫌味を……
「ボーイソプラノは神様に借りた声なんだよ」とウーリー先生が慰めます…これ超いいセリフ…
ステットはアルトに転向せず 別の寄宿舎に転校することに…
カーヴェル先生に上手くお礼を伝えられず
カーヴェル先生は「早く行け」と……
ステットが車に乗るのをカーヴェル先生が窓から涙を流しながら見守ったんです…泣ける…
デヴォン超嫌な奴に思っちゃうけど デヴォンの気持ちになると 自分はずっとエリートと呼ばれリードヴォーカルの座を守り続けてたのに ある日突然現れたステットにリードヴォーカルの座を奪われてしまったら 悔しいし嫌味の一つや二つ言うよな…これからも努力を重ねて いつかデヴォンにもNY公演でリードヴォーカルを務め 会場を沸かせてほしい…!!!
最初ステットの父親クソ親父だなと思ってたけど
ステットの成長に段々と心を変えていく父親の図よかった……
ステットの成長を目の当たりにするにつれ 家族にステットの存在を隠していることに引っかかるようになり 遂に家族に打ち明けるんだよ……
そして父親とその奥さんがステットを迎えに来るんだけど ここ超泣ける………素敵な家族になってくれ……ステットを存分に甘やかしてくれ…
いい映画でした……